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稲作と乳酸菌 ― 土が変われば米が変わる!

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こんにちは!今回は「稲作と乳酸菌」のお話です。乳酸菌といえばヨーグルトを思い浮かべる方が多いですが、実はお米づくりでもしっかり働いてくれる頼もしい存在なんです。

乳酸菌を田んぼに入れると何が良いの?

乳酸菌は土の中で有機物を分解し、有害な菌の動きを抑えてくれます。そのおかげで…

  • 土がやわらかくなり、根がしっかり張る

  • 栄養を吸いやすくなり、生育が安定する

  • 病気(いもち病・紋枯病など)の発生を抑えてくれる

  • 粒ぞろいでツヤのあるお米に仕上がる

といった効果が期待できます。

使うタイミングとおすすめの方法

  • 代かき前後:田面に散布して土壌環境を整える

  • 分げつ期(20〜30日後):追散布で根に乳酸菌を定着させる

  • 出穂期前後:葉面散布で病害を防ぎ、穂の充実をサポート

「根を元気に → 稲が元気に → お米がおいしく」この流れを意識すると分かりやすいです。

使うときのポイント

乳酸菌は農薬のように即効性はありません。2〜3年続けて使うことで、田んぼの土が変わっていくのを実感できるはずです。また、農薬(殺菌剤)と同時に散布するのは避け、日をあけて使うのがおすすめです。

実際の声

  • 「根の張りが良くなって倒伏しにくくなった」

  • 「肥料の効きが安定して収量が上がった」

  • 「米粒がそろってツヤが出た」

こうした声も出てきていて、乳酸菌の効果を実感している農家さんが増えています。

👉 まとめると、乳酸菌は「田んぼを元気にして稲を育てる、自然のサポーター」。環境にやさしい農業を目指す方や、食味アップを狙う方には特におすすめです。



 
 
 

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